前回の続きです。
前回は、大学時代のクソ生活を書きましたが、今回は就職してからと派遣として働いていた期間についての話になります。
こんな私ですが、就職できました。会社名は言えませんが都内の不動産会社の営業マンとして働きました。
ただ、自分の力で内定を貰えたわけではありません。友人に最初から最後までサポートしてもらいました。
正直、4年生になってもやりたい仕事がなくとりあえず稼げればなんでもいいやくらいの気持ちでした。
友人は先に同じ不動産業界で内定をもらっており面接対策もしっかり考えて就活をしていた子です。
なので、就活のしの字もしていなかった私でしたが、その子のおかげで1か月で内定をもらえました。
ですが、内定先の会社の評判を見ると結構悪いコメントが多く、離職率も高く20人入社したら残るのは2人か3人くらいでした。
普通だったら入社するのをためらうと思うのですが、私は稼げるし何とかなるだろうという軽い気持ちで入社してしまいます。
入社して最初の一か月は研修期間でした。同期と不動産について学び電話営業のロープレ等を行い、きついという感情には全くならなかったです。
しかし、2か月目から実際に課に配属され、本格的な営業を始めることになります。私が配属された課は一番厳しいところでした。
途中からパワハラがあまりにもひどすぎて、出勤できないくらい体調を崩してしまい3か月で離職してしまいました。
もう少し慎重に会社選びしておけばよかったと本当に後悔しています…
辞めてから2か月くらいは働けず家で引きこもっていました。徐々に回復してきて、また派遣として働き始めることになります。
正社員じゃなくても働き始めたのは良かったのですが、再びパチンコ屋に行くようになってしまいました。それが原因で、新卒で入社した会社の給料で1社は完済したのですが、また借りてしまいました。
本当、アホですよね…
それでいて、クレカで少しお高い買い物をするんですから。分割払いができるから別にいいやという考えでした。なのに、支払いは遅れるんです。手の付けようがないダメ男です。
あまりにも定期的に督促状が届くもんですから、親に詰められました。正直にすべて話してめちゃくちゃ怒られました。当然です。
社会人にもなってこんなことで怒られる。今、この記事を書きながら自分のことが恥ずかしくてしょうがないです。
その後、まじめに派遣として働きながら転職活動もします。ですが、昔からこれがやりたいという気持ちが皆無でした。とりあえず、お金を稼ぎたい・自由に生きたいという思いはありました。
だからと言って、何か努力をするわけでもなく派遣生活を淡々と過ごしていました。
ですが、この派遣としての期間は何も成長しなかったというわけでもなかったです。
私は、仕事は割とまじめにやるタイプでした。ただ、求められていること以上の結果を出すわけでもなかったです。
しかし、派遣のレギュラー組として働かせてもらっていたある倉庫で、私の師匠ともいえる方と出会います。
その方は、当時60代で本業はトラックの運転手をやっているパートの方でした。本業が夜中なので日中は倉庫で働いていました。家族もいて奥さんとお子さんが3人でしたね。お子さんは全員成人していて一人だけ一緒に暮らしているとのことでした。
驚きだったのが、その人はほとんど休みなく働いていたことです。(詳細は控えさせていただきます)
皆さんが想像している以上に休みなく働いていました。普通だったらもう少しで定年退職する年齢なのに私なんかよりめちゃくちゃ働いていて、疲れたという表情も見せずに普通に仕事しているんです。
しかも、担当していた作業は全作業の中でも一番体力的にきついところなのに。もう完全に体力お化けです。
それでいて、仕事もめちゃめちゃ早いんです。うわさで聞いたのですが、倉庫の一番偉い人であるセンター長が効率的な方法をその方に聞いていたらしいです。さらに、それぞれの作業は各社員が指示を出してパートや派遣が実際に動き出す流れなのですが、師匠が担当していた作業は、派遣やパートに指示を出すのは師匠がやっていました(笑)
大まかな流れは社員さんが決めていましたが。
私もその作業をすることが何回かあって、一緒にやらせてもらう中でとにかく師匠がかっこよく見えました。
冗談を言ったり時には仕事に対する取り組み方とかいろいろな話をさせてもらいました。そのおかげもあって私の仕事っぷりを見ていただいて、私に辞められたら困ると言ってもらえるくらいに成長できました。
これまでは、仕事に対して向上心がなかったです。言われたことはまじめにそれなりに取り組むけど、その先を目指そうとしなかったです。
しかし、師匠にいろいろ教わりながら自分ができなかったことができるようになって必要とされる存在にもなれて、そこで仕事に対する取り組み方が一気に変わりました!
ここまでが就職してから離職して派遣として働いていた期間についての話となります。
こんなクソみたいな奴ですしクソみたいな人生を歩んでいますが、仕事はまじめに積極的に取り組んできています。
これは、本当に重要なことです!特に、私のように人生を変えたいという気持ちがあるのであれば!何
今、何も取り柄がない人でもいくらでも自分の強みは作り出せます。ただ、それは自分の力だけではなく様々な人とかかわる中で発見するものです。
次回は、転職してから現在までで、私のどん底人生の話も最後になります。さらに、今後の展開等も話していきますので楽しみにしてください。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
「改過自新」
それではまた!
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